以前お世話になっていた会社の同期に先日会いました。
彼女とはその会社を退職してからも年に2回、近況報告をさせてもらっています。
同期が唯一いたその会社では、衣食住、教育、生き方、死生観etc… あらゆる考え方を概念的なことだけではなく、日々の実践や活動を通して、五感を使って、指導してもらい、助けられ、支えられ、励まされ、教えて頂いた場所でもあります。
今の私があるのは、その場所が原点となったからです。
それまでは、働くことや仕事というものを今とはまったくちがった形で捉えていたのですが、今こうして私自身が目指していることで仕事をできているのは、その会社のおかげであり、一緒に支え合い、今でも繋がっている同期の存在があったから。
彼女とは、表現方法や伝え方、出会うまでに歩んできた道はおそらくまるでちがって、すごく美しい人で。
そんな彼女と同期として入社をして、仕事を通して、数えきれないほどの話をし、お家に帰って眠る以外のすべて時間を共に過ごした時期があり、沢山の場所で共に学ばせてもらう中で、解釈のプロセスや理解の仕方はいつもちがうのだけれど、不思議と最後には、『そうだよね。』と同じ着地点、考えに辿りつける人。
最近名刺を新調したそうで。あたらしい彼女の役割のネーミングを教えてもらいました。
それは、『かぐやかコーディネーター』でした。
「かぐや」は、会社の名前で、「やか」というのは、日本古来からある意味付けがあるそうで。うーん、ちゃんと理解できていないかも・・・。ごめんだよ。とにもかくにも、彼女は、カグヤという会社の理念を地で生きている人。
「かぐやか」ときいて、とてもしっくり、きました。今の彼女という生き方や人間性を顕しているなーと感じます。
その昔、それまでの生き方を変えたくて、心の底からやりたいと思った仕事がそこにあって、その道標をつくってくださっていた社長がいてくださり、共に道を歩もうと決めている、同じ志の仲間がいてくれました。そして、色々な事があって、その場所を離れた過去があって。
それでも、その過去も含めて今でも同期として、その思い出や出来事を共有し糧とし、支え合い、励まし合い、繋がり合えていることに感謝してくれる同期という存在が、本当に有り難く、そして、今を生きている証として、彼女の存在を誇りに思うと共に、心から尊敬しています。
どうもありがとう。そんな日は、やっぱりこの曲です。