フィリピンリトリートツアー1日目。
マニラ空港に夕方到着の便だったのでこの日はマニラ市内に宿泊です。
マニラ市内の道は、なかなかな、カオスでした…
もっとフィリピン人の人たちの様子を写真に収めれば良かったと悔やみつつ。
なぜかというと、1日目にしてとても感じたことですが、フィリピンの人たちは人に対する接し方や時間の過ごし方が自然体です。
たとえば、店員さんたちの様子なんかが物語っているのですが、話したければ、話す、歌いたければ、歌う踊りたければ、踊る。そんな時間の過ごし方をしています。過剰なサービスや気遣いはしません。
だからといって、働くことをさぼっているということはなく、とても自由で自然で、ありのままです。とてもいい意味で、人の目なんてものを気にしません。だから、お店にいてもまるで自分の部屋にいるように穏やかに、ゆったり、くつろぐことができます。
サービスというのは、過剰にされると逆に気を遣うことがあります。必要があれば、それをこちら側が申し出て、それに真心をこめて応えてくれる。そんな自然なやりとりができるとなんだか必要以上に気を遣われるよりもかえって落ち着くものですね。
本当の自立とは、一人で何でもオールマイティにできるようになること、一人で何でも乗り越える強さを身につけること、ではなく、自分にしかできないことが何なのかを知り、それを知ったらそのことで人様や世の中へ貢献すること。そして、自分ができないことは、できる人に「助けてください」、そう言えることではないでしょうか。
フィリピンリトリート1日目は、そんなフィリピンの人たちの振る舞いやあり方に、本当の意味での自立を考えさせられました。日本ではなくなりつつある、ある種の自由さ、本当に自立しているからこその心地よさを感じずにはいられませんでした。
フィリピンリトリート2につづく…
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