■愛着の再形成は今の問題を問題とせずに取り組めるアプローチ
ネガティブな認知
コミュニケーションにおける歪み
感情的な過剰反応
とまらない自己否定
大人になってからのこういった問題は
今の問題だと捉えられるかもしれませんが
でも、根っこの部分では
愛着形成の時期(0〜6歳)に抱えた別の問題
の反映や投影であることはどうしても無視できない
ことで
愛着形成の時期に
あなたの母親(父親)が抱えていた問題
あなたの養育環境の中での対人関係
何かしらの理由で守ってもらえなかった
ちょっとした失敗でもヒステリックに叱られた
何か頑張ったからといって褒められることがなかった
悪いところは父親(母親)にそっくりだと言われた
親がいつか死ぬのではないかと怯えていた、心配していた
自分は愛されないと感じてきた
これらの問題が子どもにとって
どれほどの影響を蒙り、どれほどのものを失うか
不条理さや不安定な親との関係に振り回されたり
親の世話係や相談相手をさせられた
こういったことを丁寧に見ていくこと
が愛着の再形成のプロセスでは必要だと
考えています
そして
自分の行動や認知の歪みを
次第に自覚するとともに、少なからずそれらのこと
が何か別の問題との関係に由来していることに
気づくようになること
これこそが、解決の糸口であり
そこから愛着の再形成へのアプローチがはじまります
愛着を安定したものへと再形成すると
ずいぶんと楽になるし、今まで当たり前だと思っていた
考え方(ビリーフともいいますが)
そういった自分の認知や行動
感じ方や受けとめ方にちがいがうまれます
愛着を再形成するアプローチは
本当の意味での問題解決への布石です
あなたがもし自分のハート
とうまく向き合えないのだとしたら
始まりはあなたの愛着にあるのかもしれません
今日も肩のチカラをぬいてリラックスして♬